店主からの ご挨拶 (2000年 早春)

●ご来店ありがとうございます.
寒さ厳しい2月ですが、仙台でも木の芽がふくらみ、春の足音が少しずつ聞こえてくる頃となりました.
八百屋さんの店頭には、ふきのとうが出始め、食いしん坊の私も天ぷらや「ばっけみそ」(ふきのとうと味噌を和えたもの)にしたりして楽しんでいます.この「ばっけみそ」は、炊きたてのご飯にのせるのもよし、酒のつまみにもよしというすぐれものです.一度お試しになってください.(作り方は最後に紹介します)

さて例年の冬は寒さのため、お出かけくださる方もぐっと減り、実店舗は半冬眠状態になります.
その分インターネットを通して、暖かい地方のお客様からの注文があるのは、本当にありがたいことと思っております.
オンラインの商いでは、顔が見えないため、店売りと同様またはそれ以上の注意を払って、お客様のご要望にお応えする必要性を感じます.
実際にオーダーメイドに近い形のご注文をいただいた場合などは、メールで10回ぐらいはやりとりがありますし、お送りしたお客様から「思っていた通りのステッキでした.」などと嬉しいお言葉を頂戴しますと、いっそう頑張らねば…と何よりの励みになります.
お客様のちょっとした疑問や初めてステッキを使う方へのアドバイス等、今以上に努力し、納得いただける対応をと心がけてゆきたいと思います.

これからも”ステッキ専門店 ウォーキン”をよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます

平成12年 早春
杜の街のステッキ専門店 ウォーキン
店主木村卓也 店主の顔写真

◆「ばっけみそ」の作り方◆簡単です
1.ふきのとうを塩少々のお湯でゆで、アク抜きをします.
2.さまして、みじん切りにします.
3.鍋に味噌、砂糖、みりん、酒を入れ、弱火で煮立てて水分をとばします.(分量はあまり甘くない程度に)
4.できた味噌とふきのとうを和えて、できあがり

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店主からの ご挨拶 (1999年 冬)

●ご来店ありがとうございます.
最近さまざまな所で、介護用品の見本市が開催されたり、東京のディスコ経営の会社が介護の業界に参入したり、その市場の大きさが注目されるようになってきました.
ステッキも介護用品としての位置づけはもちろんありますが、あくまでも自立するための道具なのです.
欧米では子供と同居するという習慣はめったにないので、一人でも支障がない生活を長く送るため、ステッキは気軽に使われています.
今後日本でも、同居家庭はますます減っていく傾向にあります.
自立した生活を送るため、ステッキを気軽につく方が増えてくるでしょう.

その他に最近感じたことは、若い方でもステッキを必要とする方がおられるということです.
その場合、何らかの理由で、使用せざるを得ない訳ですが、どうしてもステッキ=介護用品という意識でお考えのようです.
私の店にみえる場合でも、ちょっとブルーな気持ちでいらっしゃいますが、カラフルなものや、おしゃれなものをご覧になると、洋服を選ぶのと同じような感覚で求めていかれます.
もともとステッキは、おしゃれの小道具として、欧米で育まれたものですので、そのように選んでいただくと、店を開いている意味がかなったような気がします.
年齢に関係なく、いつまでもおしゃれはしたいものです.

これからますます寒さが厳しくなりますが、なるべく散歩や身体を動かすことで血行を良くし、元気に春を迎えたいものです.
片手にステッキを持ちながら、冬のこもれびの中、散策してみてはいかがでしょうか.

ステッキ専門店 ウォーキンも「ステッキのことならここ!」と言われるように成長してゆきたいと考えております.
どうぞよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます

平成11年 冬
杜の街のステッキ専門店 ウォーキン
店主木村卓也

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店主からの ご挨拶 (1999年 秋)

●ご来店ありがとうございます.当店はステッキ(杖)だけを扱う専門店です.
実際の店舗は”杜の街”仙台市に昨年夏開業しました.地元の方には口コミで知られるようになり、いらしたお客様が気に入った1本を見つけ、にこにこしてお帰りになる姿を見ると、店をやってよかったと実感します。
時には秋田や岩手など他県から話を聞いてわざわざお越しくださる方や、今まで東京まで出かけていたというお客様の、「こんな店が近くにあれば…」という声を聞くにつけて、早くHPを作らなければ…となんとか開業2年目にしてここまでたどり着きました.
ステッキ専門店はネット上では珍しいらしく、HPを見た方からも思った以上に反響があるのに驚き、またほっとしています.(「ブックマークしました」と書かれるのがこんなにうれしいとは知りませんでした...)
お客様からいただいたご意見をもとに、掲載する品目を増やしたり、よりわかりやすい説明にと努め、日々更新中です.

歩き続けるために”何か”をお探しの方にこのHPがお役に立てたらうれしく思います.
お客様のご意見ご感想をもとに、これからも「ステッキのことならここ!」と言われるように成長してゆきたいと考えております.
どうぞよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます.

平成11年秋
杜の街のステッキ専門店 ウォーキン
店主木村卓也

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ステッキ雑学 Vol.2

◆ C.チャップリンのステッキ

映画の中でチャップリンは、必ずといっていいほどステッキをついています.
このステッキは、寒竹というもので、竹の地中に埋まった部分を加工してステッキにします.地中にある分だけ節目が詰まっており、節目が詰まって多いほど高級とされています.
以前は、多くが日本から外国へと輸出されていましたが、日本の人件費の高騰などにより、今はほとんど生産も輸出もされなくなりました.

チャップリンの話に戻りますが、映画で使われたステッキは細めのステッキで、かなりしなるものを使って笑いを誘っていました.チャップリンが買い求めたステッキの一つにイタリアのラヴァリーニ(当店でも扱っています)というメーカーがあります.チャップリンが竹のステッキをラヴァリーニニューヨーク支店で買ったという記録が残っているそうです.ただ映画に出てくるステッキは、通常の使用には、しなりすぎて適していません.もしかすると特注で日本製のものだったかもしれません.

いずれにしろ、私たちに笑いと愛を与えてくれたチャップリンに感謝!

余談になりますが、チャップリン自身がチェロを弾き、自分で作曲も手がけていたのはご存知でしたか?映画の中にもチャップリンの曲が使われています.その中でも私は「街の灯」で使われていた”スマイル”という曲が大好きです.

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ステッキ雑学 Vol.1

ステッキ(杖)は、古くは、王様や部族の首長や祈とう師などの権威の象徴として用いられてきました.

その後ヨーロッパでは、きちんとした人はステッキを持っているのがほとんどでした.その頃一番売れたのは刃物の入った仕込み杖だったそうです.当時は外を歩いていても何かと物騒だったのでしょう.(もちろん今は製造中止になっています)

ステッキの需要が増えたのは、第一次世界大戦の頃で、エレガントな人は皆ステッキをついて歩いていたようです.日本においてもこの頃の写真を見るとステッ キをついている財界人や政治家など多数見受けられます.またこの時期アメリカにおいては禁酒法の真っ最中.何とか酒を普段飲みたいという人たちの間で、ス テッキ自体が酒筒になったものが大流行(現在も売っています).
ステッキの利用法もいろいろとあるものですね.

最近ではクラシックな趣味が好きな若い人や、コレクションとしてステッキを買う方もいます.
いずれにしろステッキをつきながら、ゆっくり街並みを見たり、立ち止まって人とのおしゃべりを楽しんだりすれば、ステッキがとてもいい散歩の友となるのではないでしょうか?

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