ステッキ雑学 Vol.1 (1999.9.10)

ステッキ(杖)は、古くは、王様や部族の首長や祈とう師などの権威の象徴として用いられてきました.

その後ヨーロッパでは、きちんとした人はステッキを持っているのがほとんどでした.その頃一番売れたのは刃物の入った仕込み杖だったそうです.当時は外を歩いていても何かと物騒だったのでしょう.(もちろん今は製造中止になっています)

ステッキの需要が増えたのは、第一次世界大戦の頃で、エレガントな人は皆ステッキをついて歩いていたようです.日本においてもこの頃の写真を見るとステッキをついている財界人や政治家など多数見受けられます.またこの時期アメリカにおいては禁酒法の真っ最中.何とか酒を普段飲みたいという人たちの間で、ステッキ自体が酒筒になったものが大流行(現在も売っています).
ステッキの利用法もいろいろとあるものですね.

最近ではクラシックな趣味が好きな若い人や、コレクションとしてステッキを買う方もいます.
いずれにしろステッキをつきながら、ゆっくり街並みを見たり、立ち止まって人とのおしゃべりを楽しんだりすれば、ステッキがとてもいい散歩の友となるのではないでしょうか?

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